食・フード・料理関連の資格

社団法人日本ソムリエ協会が認定する三つの呼称資格「ソムリエ」、「ワインアドバイザー」、「ワインエキスパート」

「ソムリエ」、「ワインアドバイザー」、「ワインエキスパート」

ワインの資格にはさまざまなものがありますが、その中で事実上のスタンダードとなっているのが、社団法人日本ソムリエ協会が認定する三つの呼称資格「ソムリエ」、「ワインアドバイザー」、「ワインエキスパート」です。

●ソムリエ
ソムリエとは、ワインを主軸とした飲料の仕入れや保管・管理などを担当し、レストランなどでのお客様にワインを選ぶ手助けをします。
ワインに使用されている葡萄の種類や産地、生産年度、醸造方法などにより味が異なるため、その専門的な知識が要求されます。

●ワインアドバイザー
ワインアドバイザーは酒類の販売店やメーカー、卸などで、お客様(販売先)の希望や予算に応じてワインを輸入、販売業務を行います。

●ワインエキスパート
ワインエキスパートはワインに関する幅広い知識を持ち、ワインの管理や販売、選び方などに的確な見識をもっているかを認定する資格です。 ワインが好きで楽しまれる方の資格といえます。

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試験の概要

受験資格
ソムリエ
【一般】 20歳以上で、第一次試験実施日において、ワインおよびアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算5年以上経験し、現在も従事している方
【会員】 日本ソムリエ協会正会員歴が3年以上、現在も会員である方で、第一次試験実施日において、ワイン及びアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算3年以上経験し、現在も従事している方
ワインアドバイザー
【一般】 1次試験日において、以下の業務経験が通算3年以上あり、現在も従事している方
【会員】 1次試験日において、以下の業務経験が通算2年以上あり、現在も従事し、かつ日本ソムリエ協会の会員として2年以上経過している方

<業務経験>
・酒類製造および販売、コンサルタントなどの流通業
・飲食に関する専門学校や料理教室などの教育機関における講師
・ 列車内でのワゴン販売

ワインエキスパート

ワインの品質判定に的確な見識を持っている方で、20歳以上の方。職種、経験は不問

試験日

【第一次試験】 : 8月中旬
【第二次試験】 : 9月中旬

試験内容
【第一次試験】・・・筆記試験
 公衆衛生の知識、ワインを含む飲料の必須知識
【第二次試験】
  • 全呼称:デギュスタシオン(きき酒)
  • ワインアドバイザー:口頭試問(ワインアドバイザーに関する接客の資質など)
  • ソムリエ:実技(サービス実技、資質など)
試験場所

札幌、盛岡、仙台、千葉、東京、埼玉、神奈川、新潟、長野、静岡、名古屋、京都、金沢、和歌山、大阪、神戸、広島、岡山、米子、高松、高知、福岡、熊本、鹿児島、那覇

受験料

●一次試験から受験される方
 個人会員:16,971円  一般:25,200円

●二次試験のみ受験される方
 個人会員:6,275円  一般:12,446 円

■問い合わせ先
一般社団法人日本ソムリエ協会
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町17-3 日本ソムリエ協会ビル4F
TEL:03-3256-2020
http://www.sommelier.jp/

食に関する国家資格

食に関する公的資格

食に関する民間資格

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