きのこアドバイザー
「きのこアドバイザー」は、天然きのこや栽培きのこに関する専門的な知識・情報などのを一般の人に伝え、きのこ類の自然との関わりや、食材や食品としての利用などについて指導や助言を行います。
きのこの種類は数万種類あるといわれ、食用のきのこを見分けるにも素人では知識もなく、間違って食べたことで食中毒にかかって最悪死に至ることもあります。
そこで、どんなきのこが食べられるのか、栄養分や薬用成分はどうなのか、どんな環境に生育しているかなどを伝えるのが「きのこアドバイザー」です。
「きのこアドバイザー」になるには、きのこアドバイザー研修・登録委員会により研修生として選考された後、養成研修を受講し、登録されます。
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きのこアドバイザー資格の概要
■受験資格
・きのこについて一定の知識があると認められる方、その所属の長、又はきのこ同好会会長などの推薦を受けた方
・別に定めるきのこに関する所感文を提出できる方
■研修生決定
きのこアドバイザー研修・登録委員会が所感文等の審査を行ない、約25名の研修生が決定されます。
■研修概要
- 研修期間:1週間程度の研修で、講義及び実習(野外を含む)を行ないます。宿泊は各人で確保します。
- 研修費用:受講料35,000円
このほか往復交通費、宿泊費、食費等は自己負担です。
登録時(12月)に登録料として5,000円が必要です。 - 研修項目:きのこの基礎、生理、生態、遺伝、育種、成分と食品、栄養機能、病気、栽培など
日本特用林産振興会
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-3-5(広栄ビル4F)
TEL 03-3293-1197
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