製菓衛生師
製菓衛生師は、昭和41年に制定された製菓衛生師法にもとづき製菓技術者の資質の向上と公衆衛生の向上と増進に貢献することを目的に、平成9年に設立された国家資格です。
この資格をもっている人だけしか製菓衛生師を名乗ることができません。
菓子を製造するだけでなく、食品添加物や公衆衛生などの知識を持ち、安全な商品を提供するプロフェッショナルです。
パンや菓子を作るには製菓衛生師の資格は必要ではありませんが、資格があると製菓技術の習得が認められ、大手の企業に就職する上で有利になってきます。
製菓衛生師の資格を取得すると、「食品衛生責任者」としても認められます。
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製菓衛生師の活躍の場
- 和洋菓子店
- パン工房
- ホテル、レストラン
- 製菓、製パン工場
- 菓子、パン教室講師
製菓衛生師の資格の概要
●受験資格
- 中卒以上で、菓子製造業施設で2年以上製造業務に従事した者
- 鋼性労働大臣の指定する製菓衛生師養成施設において1年以上知識・技術を習得した者
●受験料
各都道府県により異なります※東京都の場合は、9,500円
●試験日
各都道府県により異なります●試験内容
- 筆記試験(四肢択一のマークシート方式)
- 衛生法規
- 公衆衛生学
- 栄養学
- 食品学
- 食品衛生学
- 製菓理論及び実技
各都道府県製菓衛生士試験担当